【SharePoint】リストを簡単に作成する方法を伝授!

SharePoint のリストは「既存のリストから作成する方法」、次に「Excel から」、「CSV から」、そして「テンプレート」から作成する方法です。既存のリストから作成する場合は、トップページのメニューから選択し、コピー元のリストを選んで作成します。Excel や CSV から作成する場合は、事前にファイルを準備し、それをアップロードします。テンプレートから作成する場合は、用意されたテンプレートから選択して作成します。これらの手順を利用すれば、簡単にリストを作成できます。必要な項目や設定を調整して、リスト作成にかかる手間を削減することができます。
ここでは、SharePoint のリストを簡単に作成する方法についてご説明します。


 

●この記事の目次

  1. SharePoint のリストを作成する 4 つの方法
    1-1.  既存のリストから作成する
    1-2. Excel からリストを作成する
    1-3. CSV からリストを作成する
    1-4. テンプレートからリストを作成する
  2. まとめ

 


 

SharePoint のリストを作成する 4 つの方法

 

① 既存のリストから作成する

既存のリストからリストを作成する方法についてご説明します。

リストを作成する時は、トップページの上部のメニューから「新規(図中①)」と書かれた場所をクリックします。表示されるメニューから、「リスト(図中②)」をクリックします。

既存のリストから作成する

今回は「既存のリストから(図中③)」をクリックします。

既存のリストから作成する

「チームまたはサイトを選択(図中④)」と書かれた下にサイトの一覧が表示されるので、コピー元のリストがあるサイトを選択します。「リストを選択(図中⑤)」と書かれた下にリストの一覧が表示されるので、コピー元のリストを選択して、次へボタン(図中⑥)をクリックします。

既存のリストから作成する

「名前」の下(図中⑦)にコピー元のリスト名が表示されるので変更します。「説明」の下(図中⑧)にリストの説明を設定できますが、必須項目ではないので空欄でも構いません。「サイトナビゲーションに表示(図中⑨)」の左にチェックが入っていると、サイトナビゲーションに作成したリストへのリンクが設定されますが、ここではチェックを外します。作成ボタン(図中⑩)をクリックするとコピー元のリストと同じ項目が設定されたリストが作成されます。

既存のリストから作成する



② Excel からリストを作成する

Excel からリストを作成する方法についてご説明します。

Excel からリストを作成するためには、事前にテーブル設定されているExcelを準備します。ここでは、「カテゴリ(図中①)」「質問(図中②)」「答え(図中③)」という項目が設定された Excel を準備しました。

Excel からリストを作成する

リストを作成する時は、トップページの上部のメニューから「新規(図中④)」と書かれた場所をクリックします。表示されるメニューから、「リスト(図中⑤)」をクリックします。

Excel からリストを作成する

今回は「Excel から(図中⑥)」をクリックします。

Excel からリストを作成する

「ファイルのアップロード(図中⑦)」と書かれたボタンをクリックします。

Excel からリストを作成する

事前に準備した Excel を選択して、開くボタン(図中⑧)をクリックします。

Excel からリストを作成する

列の種類が自動で設定されるの、正しくない場合はクリックして変更します。まず、リストに必ず設定しなければいけない「タイトル(図中⑨)」を正しく設定します。

Excel からリストを作成する

次に、列の種類が正しくない箇所を変更します。ここで設定できる列の種類は、「1行テキスト(図中⑩)」「複数行テキスト(図中⑪)」「選択肢(図中⑫)」の3種類しかないため、その他の列の種類を設定したい場合は、リスト作成後に変更してください。また、不要な項目は「インポートしない(図中⑬)」を選択します。設定が完了したら次へボタン(図中⑭)をクリックします。

Excel からリストを作成する

「名前」の下(図中⑮)にExcelのファイル名が表示されるので、設定したいリスト名にあわせて変更します。「説明」の下(図中⑯)にリストの説明を設定できますが、必須項目ではないので空欄でも構いません。「サイトナビゲーションに表示(図中⑰)」の左にチェックが入っていると、サイトナビゲーションに作成したリストへのリンクが設定されますが、ここではチェックを外します。作成ボタン(図中⑱)をクリックすると作成元のExcelと同じ項目が設定されたリストが作成されます。

Excel からリストを作成する

列の種類を「選択肢」に設定した場合、選択肢が登録されないため設定が必要です。列のタイトルをクリックすると表示されるリストから「列の設定(図中⑲)」にマウスカーソルを合わせ、「編集(図中⑳)」をクリックします。

Excel からリストを作成する

「選択肢」の下に何も入っていないため、「選択肢を追加(図中㉑)」と書かれた場所をクリックして、選択肢を追加します。​​​​​​​​​​​​​​

Excel からリストを作成する

​​​​​​​​​​​​​​また、種類を変更したい場合は「種類」の下(図中㉒)をクリックして、設定します。

Excel からリストを作成する

 

③ CSV からリストを作成する

CSV からリストを作成する方法についてご説明します。

CSV からリストを作成するためには、事前に CSV を準備します。ここでは、「カテゴリ(図中①)」「質問(図中②)」「答え(図中③)」という項目が設定された CSV を準備しました。

CSV からリストを作成する

リストを作成する時は、トップページの上部のメニューから「新規(図中④)」と書かれた場所をクリックします。表示されるメニューから、「リスト(図中⑤)」をクリックします。

CSV からリストを作成する

今回は「CSVから(図中⑥)」をクリックします。

CSV からリストを作成する

「ファイルのアップロード(図中⑦)」と書かれたボタンをクリックします。

CSV からリストを作成する

事前に準備した CSV を選択して、開くボタン(図中⑧)をクリックします。
以降の手順は Excel から作成する時と同様のため、割愛します。

CSV からリストを作成する



④ テンプレートからリストを作成する

テンプレートからリストを作成する方法についてご説明します。

リストを作成する時は、トップページの上部のメニューから「新規(図中①)」と書かれた場所をクリックします。表示されるメニューから、「リスト(図中②)」をクリックします。

テンプレートからリストを作成する

テンプレートの下には案件管理をはじめ、10 種類以上のテンプレートが準備されています。これはそれぞれの業務で必要な項目をマイクロソフトが準備したものです。テンプレートがあると、0 から項目を考えるより簡単な場合があるので、活用してください。
今回は、テンプレートの「案件管理(図中③)」をクリックします。

テンプレートからリストを作成する

定義されている項目やデータのイメージが表示されるので、項目イメージが近ければ、「テンプレートを使用(図中④)」をクリックします。

テンプレートからリストを作成する

「名前」の下(図中⑤)にテンプレート名が表示されるので、設定したいリスト名にあわせて変更します。「説明」の下(図中⑥)にリストの説明を設定できますが、必須項目ではないので空欄でも構いません。「サイトナビゲーションに表示(図中⑦)」の左にチェックが入っていると、サイトナビゲーションに作成したリストへのリンクが設定されますが、ここではチェックを外します。作成ボタン(図中⑧)をクリックするとリストが作成されます。あくまでもテンプレートのため、項目が合わないことがあるので、業務に合わせて変更してください。

テンプレートからリストを作成する



まとめ

SharePoint のリストとは、オンラインで複数人での編集が可能な、Excel によく似た機能です。
Excel は個人編集には最適ですが リストは複数人での編集に適していると言えます。バージョン管理機能や、編集履歴の記録が残るため、管理しやすいうえにフィルターや並べ替えなどの編集も可能。書式の設定まで出来ます。また、書式はテンプレートの他にカスタムすることができるので、目的に応じて見やすく使いやすいリストを作ることが可能です。

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