毎月決まったタイミングで何かを思い出さなければならない業務、皆さんの職場にもありませんか? 例えば「毎月第 1 木曜日は段ボール回収の日」「第3水曜日に会議資料...
OneNote は、テキストや画像、音声を一緒に保存できる便利なノートアプリです。使い方を覚えれば、難しいアプリではありません。シンプルなインターフェースと直感的な操作で、初心者でもすぐに活用できるようになります。ぜひ、OneNoteを活用してみてください。本記事では、OneNote の基本操作についてご説明します。
●この記事の目次
- OneNoteは何ができる?便利な活用事例8選
1-1. プロジェクト進捗の共有メモ
1-2. マニュアルの作成
1-3. 議事録の作成
1-4. ToDoリストの作成
1-5. 情報共有ポータル/社内Wikiとして活用
1-6. 名刺管理
1-7. 顧客の案件管理
1-8. アイデア整理と企画立案 - OneNote導入の4大メリット!
2-1. ①複数デバイス・場所でシームレスに利用できる
2-2. ②チーム共有とリアルタイム共同編集でスピードと透明性が向上する
2-3. ③自動保存とバージョン管理でミスを防げる
2-4. ④Microsoftアカウント作成でほとんどの機能を無料で使える - OneNote の構成を詳しく解説!
- OneNote の基本操作は?画像付きで解説
4-1. セクションとページの追加
4-2. テキスト入力
4-3. ノートシール
4-4. ディクテーション
4-5. ファイルの印刷イメージを挿入
4-6. 画像の挿入
4-7. 会議の詳細
4-8. 録音
4-9. 手書き - OneNote の保存先は?
5-1. 個人で利用する場合
5-2. チームで利用する場合 - OneNote に関するご相談はSGプラスまで!
OneNoteは何ができる?便利な活用事例8選

OneNoteは、Microsoftが提供するデジタルノートアプリケーションです。テキスト、画像、音声など、さまざまな情報を自由なレイアウトで記録・整理できる点が特徴です。紙のノートのように直感的に使えながら、デジタルならではの検索性や共有機能を備えているため、ビジネスシーンで幅広く活用されています。
ここからは、OneNoteを実際のビジネスシーンで活用できる8つの事例をご紹介します。各活用事例を参考にすることで、日々の業務効率化や情報共有の改善につなげることができるでしょう。
プロジェクト進捗の共有メモ
プロジェクトの進捗状況を共有する際に、OneNoteは非常に有効なツールとなります。複数のメンバーが参加するプロジェクトでは、タスクや進捗、関連ファイルの管理をスムーズに行うことが大切です。OneNoteではノートブックをメンバー間で共有することで、リアルタイムでの情報共有が実現できます。
他のメンバーが追加・更新したページは未読ページとして太字で表示されるため、情報を見落とす心配がありません。さらに、作成者別や期間別に変更履歴を確認できる機能も備わっています。これにより、誰がいつどのような更新を行ったのかを簡単に追跡することが可能です。
プロジェクトごとにノートブックを作成し、セクションでフェーズや担当を分類すれば、体系的な情報管理が実現します。チームメンバー全員が同じ情報にアクセスできる環境を整えることで、コミュニケーションコストを削減し、プロジェクトの透明性を高めることができるでしょう。
マニュアルの作成
業務マニュアルの作成と管理において、OneNoteは優れた機能を発揮します。従来の紙のマニュアルやWordファイルと異なり、OneNoteではセクションとページという階層構造で情報を整理できるため、マニュアルの管理が容易になります。例えば「新人教育」というノートブックの中に、部署ごとのセクションを作成し、その下に業務手順のページを追加していく形です。
OneNoteの大きな利点は、画像や動画、ファイルを簡単に挿入できる点にあります。操作手順をスクリーンショットで示したり、説明動画を埋め込んだりすることで、視覚的に分かりやすいマニュアルを作成ができるでしょう。また、全文検索機能により、膨大なマニュアルの中から必要な情報を瞬時に見つけ出すことが可能です。
複数人での同時編集にも対応しているため、マニュアルの更新作業を効率的に進められます。内容の変更があった場合でも、バージョン履歴から過去の状態に戻すことができるため、安心して編集作業を行えるでしょう。
議事録の作成
会議の議事録作成において、OneNoteは強力なサポート機能を提供します。まず、Outlookに登録された会議情報をOneNoteに呼び出すことで、会議の日付、場所、参加者といった基本情報を自動的に取り込むことができます。これにより、議事録の作成時間の短縮が可能です。
会議中は、テキスト入力だけでなく、資料の画像を貼り付けたり、手書きでメモを追加したりと、柔軟に情報を記録できます。さらに、録音機能を活用すれば、会議の音声を議事録と一緒に保存することができるため、後から内容を確認する際に非常に便利です。ディクテーション機能を使えば、音声を自動的にテキスト化することもできます。
作成した議事録は、チームメンバーとリアルタイムで共有できるため、会議後すぐに全員が内容を確認できます。議事録作成の効率化により、会議の生産性向上につながるでしょう。
ToDoリストの作成
日々のタスク管理において、OneNoteのチェックボックス機能は非常に実用的です。会議中に発生したタスクや日常業務のToDoを、その場ですぐにOneNoteに記録することができます。キーボードショートカット(Ctrl+1)を使えば、瞬時にチェックボックス付きのタスクを作成できるため、作業の流れを中断することなくタスクを追加できます。
OneNoteの優れている点は、タスクをOutlookと連携できることです。OneNoteで作成したタスクに期限を設定すると、自動的にOutlookのスケジュールに反映されます。これにより、複数のツールを行き来する手間が省け、タスク管理の一元化が実現します。
また、「重要」「質問」といったノートシールを活用することで、タスクの優先順位を視覚的に把握できるでしょう。プロジェクトごとにセクションを分けてタスクを管理すれば、業務全体の進捗状況を把握しやすくなります。
情報共有ポータル/社内Wikiとして活用
社内の知識やノウハウを蓄積する情報共有ポータルとして、OneNoteは有効に機能します。OneNoteの階層構造(ノートブック、セクション、ページ)を活用することで、部門別、プロジェクト別、カテゴリ別など、さまざまな切り口で情報を体系的に把握ができます。例えば、よくある質問をFAQセクションにまとめたり、成功事例を事例集セクションに蓄積したりできるでしょう。
社内Wikiとして運用する際の利点は、情報の更新が容易であることです。誰でも簡単に情報を追加・編集できるため、組織全体の知識が自然に蓄積されていきます。また、強力な検索機能により、必要な情報に素早くアクセスできます。
画像内のテキストや手書きメモも検索対象となるため、多様な形式の情報を効率的に検索可能です。権限設定により、公開範囲をコントロールできるため、機密情報の管理も安心して行えます。組織の知識基盤として、OneNoteは大きな役割を果たすでしょう。
名刺管理
営業職をはじめとするビジネスパーソンにとって、名刺管理は大切な業務の一つです。OneNoteを活用すれば、紙の名刺をデジタル化して効率的に管理することができます。スマートフォンやタブレットのカメラで名刺を撮影し、OneNoteに画像として保存するだけで、いつでもどこでも名刺情報にアクセスできるようになります。
OneNoteの検索機能は、画像内のテキストも認識するため、名刺に記載された会社名や氏名での検索が可能です。セクションで業界別や取引状況別に分類したり、タグで重要度を設定したりすることで、大量の名刺も効率的に整理できます。
Microsoftアカウントで同期すれば、オフィスのパソコンでも外出先のスマートフォンでも、同じ名刺情報にアクセスできるため、営業活動の効率が大幅に向上するでしょう。
営業職やコンサルタントなど、複数の顧客を担当する業務では、案件ごとの情報を整理して管理することが求められます。OneNoteを活用すれば、顧客ごとにページを作成し、商談内容や提案資料、フォローアップ事項などを一元管理できます。
具体的な活用方法として、ノートブック内に顧客別のセクションを設け、各セクション内には商談日ごとのページを作成します。商談中はスマートフォンやタブレットでリアルタイムにメモを取り、帰社後にパソコンから詳細を追記して整理することで、情報の抜け漏れを防ぐことができます。
OneNoteの強力な検索機能を活用すれば、過去の案件情報を瞬時に見つけ出すことが可能です。顧客名や商品名、日付などのキーワードで検索するだけで、膨大な情報の中から必要なデータにアクセスできます。
アイデア整理と企画立案
創造的な作業において、OneNoteは優れたブレインストーミングツールとなります。自由なキャンバスに、思いついたアイデアをテキスト、手書き、画像など、さまざまな形式で記録できるため、発想を妨げることなく情報を蓄積できます。
複数のアイデアを並べて比較したり、関連する情報をリンクで結びつけたりすることで、アイデアを体系的に整理することが可能です。
チームでのブレインストーミングにも、OneNoteは大きな価値を発揮します。共有されたノートブックに、メンバー全員がリアルタイムでアイデアを書き込むことができるため、物理的な場所に制約されずに創造的な議論を行えます。手書き機能を使えば、図やイラストを描きながらアイデアを視覚化することもできます。
蓄積したアイデアは、後から検索して再利用することも可能です。過去のアイデアをベースに新しい企画を立案することで、創造性を高めることができるでしょう。以下の記事でも詳しく説明しているので、ぜひ参考にしてください。
◼︎【基礎編】MicrosoftOneNoteのおすすめの使い方を簡単説明!
◼︎【OneNote】シナリオ別に使いこなして業務の効率化を実現
OneNote導入の4大メリット!

OneNoteを業務に導入することで得られるメリットは多岐にわたります。デジタルノートツールとしての基本的な機能に加え、Microsoft365との連携により、ビジネスシーンでの活用価値が非常に高くなっています。
ここでは、OneNote導入によって得られる代表的な4つのメリットについて、詳しく解説していきます。これらのメリットを理解することで、OneNoteを自社の業務にどのように活かせるかが明確になるでしょう。
①複数デバイス・場所でシームレスに利用できる
OneNoteの最大の利点の一つは、デバイスや場所を問わず利用できることです。Windows、Mac、iOS、Androidなど、主要なプラットフォームすべてに対応しているため、パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットからもアクセスできます。Web版のOneNoteも提供されているため、ブラウザがあれば専用アプリをインストールしていない端末からもアクセス可能です。
オフライン環境でも作業を継続でき、インターネットに接続した際に自動的に同期されるため、通信環境を気にする必要がありません。このマルチデバイス対応により、働く場所や時間を選ばない柔軟な業務スタイルを実現できます。
②チーム共有とリアルタイム共同編集でスピードと透明性が向上する
OneNoteの共有機能と同時編集機能は、チームワークを劇的に向上させます。ノートブックをチームメンバーと共有することで、全員が同じ情報にアクセスできる環境を構築できます。
複数のメンバーが同時に同じページを編集しても、変更内容はリアルタイムで反映されます。各メンバーの編集箇所が色分けされて表示されるため、誰がどの部分を更新しているかが一目で分かります。情報をPDF化して共有する手間も不要となり、フォーマットが崩れる心配もありません。
このリアルタイム共同作業により、チームの生産性が向上し、プロジェクトの進行速度が加速します。情報の透明性が高まることで、チーム内のコミュニケーションも円滑になるでしょう。
③自動保存とバージョン管理でミスを防げる
OneNoteは入力した内容を自動的に保存するため、保存し忘れによるデータ損失のリスクがありません。従来のアプリケーションでは、作業中にパソコンがフリーズしたり、停電が発生したりすると、保存していない内容が失われてしまうことがありましたが、そのような不安がなくなります。
さらに、バージョン履歴機能により、過去のどの時点の状態にも戻すことができます。誤って大事な情報を削除してしまった場合でも、簡単に復元することが可能です。共同編集の際に意図しない変更が加えられた場合も、変更前の状態に戻すことができます。
ページごとに過去のバージョンが記録されているため、いつ誰がどのような変更を行ったかを確認することもできます。この自動保存とバージョン管理機能により、データの安全性が確保され、安心して業務を進めることができるでしょう。
④Microsoftアカウント作成でほとんどの機能を無料で使える
OneNoteの魅力的な点の一つは、無料で高機能なサービスを利用できることです。Microsoftアカウントを作成するだけで、OneNoteの主要機能のほとんどを無料で使い始めることができます。ノートの作成、編集、共有といった基本機能はもちろん、画像や音声の挿入、手書き入力、検索機能なども無料プランで利用可能です。
無料版でも15GBのOneDriveストレージが提供されるため、個人利用や小規模チームでの使用であれば十分な容量となっています。有料のMicrosoft365サブスクリプションに加入すれば、Outlook、Teams、SharePointなどとの高度な連携機能が利用できますが、基本的な業務であれば無料版でも問題ありません。
OneNote の構成を詳しく解説!
OneNote は、ノートブックの中にセクションを作成し、セクションの中にページを作成する構成になっています。
個人で作成するOneNote は、OneDrive に保存され、チームで作成する OneNote は、SharePoint に保存されます。 その中にノートブックが保存され、ノートブックの中にセクション、セクションの中にページという階層構造になっています。

左上に表示されるノートブック名をクリックするとノートブックの一覧が表示され、切り替えることができます。

左側にセクションが表示され、右側にページの一覧が表示されます。
また、左上にある「ナビゲーションの非表示」と吹き出しが表示されるアイコンをクリックするとナビゲーションが非表示となり、「ナビゲーションを表示」と吹き出しが表示されるアイコンをクリックするとナビゲーションが表示されます。

OneNote の基本操作は?画像付きで解説
OneNote の基本的な操作についてご説明します。
セクションとページの追加
セクションとページの追加方法についてご説明します。
セクションを追加するには、セクション一覧の一番下にある「セクションの追加」と書かれたリンクをクリックします。セクション名を入力してOKボタンをクリックすると、セクションが追加されます。

またセクション名にマウスカーソルをあわせて、右クリックするとメニューが表示されます。このメニューの中からセクション名の変更やセクションの削除、セクションの色の変更等が可能です。 セクションの並び順は、移動したいセクションを選択して、移動したい場所にドラッグアンドドロップすると変更することができます。

ページを追加するには、ページ一覧の一番下にある「ページの追加」と書かれたリンクをクリックすると、「無題のページ」というページが追加されます。タイトルを入力するとページ一覧のタイトルが変更されます。

過去に作成したページを、コピーして使うこともできます。コピー元のページをクリックします。右クリックするとメニューが表示されるので、「コピー」を選択します。

貼り付けたい場所で右クリックするとメニューが表示されるので、「貼り付け」を選択すると、ページがコピーされます。

テンプレートページを作成しておいて、コピーして使うのも便利です。テンプレートというセクションを作成し、テンプレートページを作成しておきます。コピー元のテンプレートページをクリックして選択します。右クリックするとメニューが表示されるので、「移動/コピー」を選択します。

ポップアップ画面が表示されるので、貼り付先のセクションを選択し、コピーボタンをクリックすると、ページがコピーされます。

またページ名にマウスカーソルをあわせて、右クリックするとメニューが表示されます。このメニューの中からページの削除、サブページの作成、バージョンの表示等が可能です。ページの並び順は、移動したいページを選択して、移動したい場所にドラッグアンドドロップすると変更することができます。

テキスト入力
テキストの入力方法についてご説明します。
ノートシールは、テキストをわかりやすくするための目印です。
ノートシールを付けたいテキスト部分を選択し、ノートシールと書かれたアイコンをクリックすると、リストが表示されます。タスクや重要、質問等の中から、選択することにより、テキストの左にノートシールが付きます。

ノートシールの中で最も多く使うのはタスクです。
タスクは、チェックボックスが左につき、完了したらクリックするとチェックを入れることができます。また Enter キーを押すと、タスクを続けて入力することができます。 タスクは頻繁に利用するので、ショートカットキーを覚えておくと便利です。キーボードで Ctrl キーと数字の 1 を同時に押すと、タスクを登録することができます。
また「重要」のショートカットキーは、Ctrl キーと数字の 2、「質問」のショートカットキーは、Ctrl キーと数字の 3 です。この 3 種類のショートカットキーは覚えておくと便利です。

ディクテーション
ディクテーションは、音声入力の機能です。
最初に、音声入力する言語を設定します。 「ディクテーション」と吹き出しが出るアイコンの右横にある矢印をクリックすると言語を選択するリストが表示されるので、音声入力する言語を選択します。2 回目以降は、前の言語が記憶されているため、音声入力する言語を変更しない場合は、この操作は不要です。

音声入力は、「ディクテーション」と吹き出しが出るアイコンをクリックすると開始されます。

では音声入力を試してみます。
今日は西田部長と打ち合わせを行いました。来年度の予算について確認したところ、情報システム予算として 3 億円を申請するそうです。そのうち、ワークフローシステムの再構築は 1 億円です。
いかがでしょうか?誤変換は、もちろんありますが、かなりの精度で音声をテキスト化できます。是非、活用してみてください。

次に挿入タブのメニューに表示される機能についてご説明します。
ファイルの印刷イメージを挿入
ファイルの印刷イメージを挿入することができます。
「ファイル」と書かれたアイコンをクリックすると、リストが表示されるので、「ファイルの印刷イメージを挿入」を選択します。

ポップアップ画面が表示されるので、「ファイルを選択」と書かれたボタンをクリックします。

挿入したいファイルを指定して、開くボタンをクリックします。

挿入ボタンをクリックするとファイルが添付されるとともに、印刷イメージが挿入されます。ファイルの中身を見ながらノートにまとめられるので、便利です。活用してみてください。
現時点でサポートされているファイルは Word と PDF のみですが、近い将来、他のファイルもサポートされる予定です。

画像の挿入
キャプチャー画像や Web で検索した画像を簡単に挿入することができます。
Windows キーと Shift キーとローマ字の S を同時に押すと指定範囲のキャプチャーを取ることができます。

ページの中の任意の場所を指定して、Ctrl キーとローマ字の V を同時に押すと画像を挿入することができます。

画像と書かれたアイコンをクリックすると、リストが表示されるので、「オンラインから」を選択します。

「Bing の検索」と書かれた入力欄でキーワードを入力すると、Web 上からキーワードにマッチした画像を検索して、表示されます。
なお、使用する画像は、著作権フリーの画像など、第三者の著作権を侵害しない画像を利用してください。

好きな画像を選択して、挿入ボタンをクリックすると、画像が挿入されます。

会議の詳細
Outlook に登録された予定から、会議の詳細を呼び出し、登録することができます。会議の議事録を作成する時に、会議の詳細を一緒に登録することをお勧めします。
「会議の詳細」と書かれたアイコンをクリックすると、画面の右に「会議の詳細を追加」と書かれた画面が表示されます。 「今日の会議」と書かれた場所をクリックすると、カレンダーが表示されるので、会議の開催日付を選択します。

一覧から議事録を作成する会議を選択すると、会議名のページが追加されます。また会議の日付や場所、参加者の情報が登録されます。

録音
会議の時に音声を録音することができます。会議が始まる前に録音を開始して、議事録と一緒に保存することをお勧めします。
録音を開始するには、「オーディオ」とかかれたアイコンをクリックします。

ノートの中に「Audio Recording」と書かれたアイコンが追加され、オーディオタブが表示されます。 録音を停止するには、オーディオタブの中にある「停止」と書かれたアイコンをクリックします。

次に描画タブのメニューに表示される機能についてご説明します。
手書き
ノートに手書きで文字や図形を書くことができます。
● 蛍光ペン(図中㊵):蛍光ペンで書くことができます。
● 消しゴム(図中㊶):ペンや蛍光ペンで書いた文字や図形を消すことができます。
● 四角形選択(図中㊷):四角形のエリアに書いた文字や図形を選択することができます。
手書きの描画を終了したいときは、「種類」と吹き出しがでるアイコンをクリックしてください。

OneNote の保存先は?
個人で利用する場合、OneNote のデータは、個人の OneDrive に保存されます。 個人のノートブックは、OneNote からアクセスできます。

Microsoft Office ホーム画面で「OneNote」と吹き出しが出るアイコンをクリックします。見つからない時は「すべてのアプリ」と吹き出しが出るアイコンをクリックします。アプリの一覧が表示されるので、「OneNote」をクリックします。
「マイノートブック」と書かれたタブをクリックすると、個人で利用しているノートブックの一覧が表示されるので、クリックするとノートブックが表示されます。

チームで利用する場合
チームで利用する場合、OneNote のデータは、チームサイトに保存されます。
Teams でチームを作成すると、自動的に SharePoint にチームサイトが作成され、ノートブックが作成されます。 チームのノートブックは、チームサイトからアクセスします。

Teams の画面の左メニューから「チーム」を選択し、OneNote を表示したいチームの一般チャネルをクリックします。「ファイル」と書かれたタブをクリックし、「SharePoint で開く」と書かれたリンクをクリックします。

チームサイトが開くので、左メニューから「ノートブック」をクリックするとチームで利用しているノートブックが表示されます。

OneNote に関するご相談はSGプラスまで

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